巨人は13日、中島宏之内野手(41)鍵谷陽平投手(33)三上朋也投手(34)高木京介投手(34)田中豊樹投手(29)香月一也内野手(27)堀岡隼人投手(25)の7選手と来季の契約を結ばないと発表した。

中島は今季は8試合の出場にとどまり、打率2割7分8厘の5安打だった。一方で得点圏打率は5割と勝負強さはいまだ健在だった。通算1928安打で通算2000安打の金字塔に残り72本となっている。

19年途中に日本ハムからトレード移籍した鍵谷は今季、13試合で2勝1セーブ、防御率3・18だった。20年は46試合に登板し、リーグ制覇に貢献するなどブルペンを支えた。

三上は昨オフにDeNAを退団し、育成契約で入団。5月に支配下登録され、今季22試合で0勝1敗、防御率4・60だった。

今季は育成契約でスタートした高木は7月に3度目となる支配下復帰。1軍登板は1試合にとどまった。

田中豊は21年オフに右肘関節のクリーニング手術を受けて育成契約となった。3月に支配下復帰し、今季は21試合登板の防御率4・09。5月21日以降は2軍調整が続いていた。

香月は今季イースタン・リーグでチーム最多の106試合に出場し、打率2割6分3厘、8本塁打、46打点。ただ1軍出場はなかった。

堀岡はイースタン・リーグで43試合登板の防御率1・87と好成績も、1軍では3試合登板の防御率13・50だった。