レギュラーシーズン2位の広島が延長11回サヨナラ勝ちでDeNAを下し、ファイナルステージ進出へ王手をかけた。

2-2の同点でもつれ込んだ延長11回裏2死一、三塁、途中出場の秋山翔吾外野手(35)が中堅越えのサヨナラ打を放った。二塁付近でナインにもみくちゃにされたヒーローは、お立ち台で「いや、もう、最高にうれしいです。もう絶対決めてやるっていう、それだけでした」と満面の笑みで振り返った。

1-2の8回では代走羽月隆太郎内野手(23)が果敢に三盗を決め、菊池涼介内野手(33)のスクイズで同点に追いついていた。新井貴浩監督(46)は「そこはもう腹をくくってと言いますか。確かノーヒットだったんですかね。よくみんなでね、もぎ取った1点だったと思います」と選手たちをたたえた。

先発陣の1人、九里亜蓮投手(32)を延長戦でつぎ込むなど、投手7人の継投で勝利をもぎ取った。

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