巨人内海哲也投手コーチ(41)が所信表明した。

19日、川崎・ジャイアンツ球場での秋季練習に合流。西武を退団し、5年ぶりに古巣に戻ってきた。練習前、スーツ姿で円陣の前に立った。

「5年ぶりにジャイアンツに復帰することになりました。ジャイアンツでの経験はもちろんですが、ライオンズでいろいろなことを経験し、学んできました。それも生かして投手陣をサポートしていきたいと思います。まずは、はじめましての選手も多いので、しっかりコミュニケーションをとって、お互いを知ることから始めていきたいと思います」

あいさつを終えると、ユニホームに着替え、さっそく指導した。ノックを打ち、明るく、大きな声を張り上げた。「まだまだ41歳で若いと思っている。元気を出して」と練習を盛り上げた。

現役時代はエースとして通算6度のリーグ優勝に貢献。最多勝2度、最多奪三振、ベストナインなど、数々のタイトルを獲得した。「コミュニケーションを大事にやっていきたい。やりやすい環境っていうか、思い切ってできる関係性が大事だと僕は思う。そういうところを重点的にやっていきたい」と選手との信頼関係を築き、経験、技術を伝えていく。

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