中日鵜飼航丞外野手(24)が21日、ナゴヤ球場での秋季練習に参加した。同外野手はドミニカ共和国でのウインター・リーグに参加するために5日に離日。首都に本拠地を置く同リーグの「エスコヒード」のキャンプに参加していたが、リーグ戦メンバーに選出されず、20日夜に帰国していた。

練習前に立浪監督への帰国報告を終えた同外野手は、時差ぼけの疲れもみせず全メニューを消化。「(ドミニカ共和国では)アピールできなかった。向こうの選手はパワーだけじゃなかった。動く球、速い球にも対応し、右打ちやゴロを打つ練習もしていた。力不足だった」と、4キロ体重を減らした約2週間の武者修行を回想。「来年は(エスコヒードから)(キャンプ免除の)選手契約で呼ばれるようにしたい」とリベンジも誓った。

「コンタクト能力を上げないといけない」と海外でも課題を痛感。「貴重な試合に出られる7試合」と練習後には、みやざきフェニックス・リーグに参加するために名古屋を離れ、宮崎に向かった。

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