左脇腹筋挫傷から復活した阪神湯浅京己投手(24)が、絶体絶命のピンチを切り抜けた。3-3の同点の8回、2死一、三塁から登板。「ピッチャー湯浅」がコールされると、場内はどよめきに包まれた。中川圭への初球、149キロ直球で二飛に仕留め、右拳で渾身(こんしん)のガッツポーズを決め、甲子園はお祭り騒ぎで盛り上がった。

湯浅にとっては6月15日のオリックス戦(甲子園)以来の1軍戦登板。同ゲームでは頓宮、杉本に2発を食らっていた。同じ舞台で、屈辱を晴らした。

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