オリックス頓宮裕真捕手が9回2死から今シリーズ3号ソロで意地を見せた。

抑えの岩崎が登板した直後、初球の142キロ直球を捉えて左翼の5階席まで運んだ。「最後に自分のスイングができたかなと思います」と納得の1発。リーグ戦終盤に左足薬指を疲労骨折し、万全ではないまま戦った。「なかなかケガ人が多かったですけど、その中で最後までみんなで戦えた」。リーグ首位打者が諦めない姿勢を示した。

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