西武のドラフト1位、国学院大・武内夏暉投手(22)が16日、横浜市内にある新横浜プリンスホテルで入団交渉に臨み、新人最高条件となる契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1600万円で入団に内諾した。

背番号は「21」に内定している即戦力左腕は「本日、埼玉西武ライオンズさんと内諾しました武内夏暉です。これからライオンズの一員として頑張っていきたいと思います。21番はレジェンドの番号と聞いているので、そのプレッシャーに負けないように、恥じないような活躍をしていきたいと思います」と話した。

背番号21の前任者は担当スカウトの十亀剣スカウト(36)。同スカウトからは「『後を継いでくれてありがとう』と言われました。21という番号を偉大なものにしていきたい」と気持ちを新たにした。

1年目の目標は「新人王です」と即答。その上で「まずは体づくり。1年間を投げられる体力を付けるのと同時に1年目から(先発)ローテーションに入れるようにしたい」と思い描いた。

潮崎哲也球団本部編成グループディレクター(54)は武内の良さを「全てです」と表現。「ケガだけですね、我々の心配は。普通に健康体で来てくれれば、活躍できるスキルを持っている」と1年目からの活躍に期待した。(金額は推定)

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