侍ジャパン森下翔太外野手(23)が、日本にビッグウエーブをもたらした。「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」の1次リーグ初戦台湾戦で、7回1死から均衡を破る先制の決勝ソロ弾をぶち込んだ。

台湾先発・古林叡煬に6回途中まで完全投球を許す劣勢の中で、起死回生の1発。若侍のベンチ前では、ペッパーミルならぬリラックスポーズで一体となった。井端弘和監督(48)にとって初陣を初勝利へ導いた。

<阪神野手の主な日本代表初戦>

◆藤本敦士(04年アテネ五輪予選リーグイタリア戦=8月15日)9番・二塁でフル出場し、3打数1安打。

◆鳥谷敬(13年WBC1次ラウンドブラジル戦=3月2日)同点の8回表1死一、二塁で四球を選び、直後の代打阿部の勝ち越し打を呼び込んだ。

◆梅野隆太郎(21年東京五輪決勝トーナメント米国戦=8月2日)9番捕手で先発出場。投手陣が6失点し自身は2三振。8回に代打を送られた。

◆中野拓夢(23年WBC1次ラウンド中国戦=3月9日)源田に代わって、8-1と大量リードの9回の守備から遊撃に入った。

 

【アジアCS】井端ジャパン初陣白星で飾る!台湾先発に苦戦も4得点完封リレー/ライブ詳細