西武渡辺久信GM(58)が17日、国内FA権を行使した山川穂高内野手(31)と現状で今後の話し合いの場が予定されていないことを明かした。

契約更改が行われた秋季キャンプ地の高知・春野でオンライン取材に応じた渡辺GMは「あとは彼がどういう選択をするかというところ」とし、今後の交渉予定も「今のところは入っていないです」と説明した。西武からは今季推定年俸2億7000万円から減額での単年契約が提示されているとみられる。

また、今オフのFA補強について見送ることを明言した。渡辺GMは「日本人のFAの選手(野手)に関しては、ちょっと現実的じゃない。(投手も)今のウチの先発陣に入ってこれる選手はいなそうです」と説明。「外国人の補強、外野手とかそっちの方を考えています」と話した。

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