パ・リーグ3連覇のオリックスが23日、大阪市と神戸市で阪神と同日優勝パレードを実施した。

96年以来となる旧本拠地・神戸でのパレード。当時、主力選手だった田口壮外野手守備走塁コーチ(54)は感慨深げだった。

当時のオリックスは95年1月にあった阪神・淡路大震災からの復興のシンボルとして「がんばろう神戸」を合言葉に95年、96年とリーグ連覇を果たした。

田口コーチは中心地・三宮の町並みを車上から眺めながら「96年とは町の感じも変わったかなと。2回目ができると思わってなかったので、うれしいですね」と笑顔でテレビのインタビューに答えた。

同じく96年優勝メンバーの中嶋聡監督(54)も「すごいですね。本当に人が多いです。2回目なんですけど、また非常に違った感じがします。選手の時とも違いますし、熱いですね」と感謝していた。