今季から加入した森友哉捕手(28)もパレードに参加した。ファンからの声援にも笑顔で応えた。午前の御堂筋20万人、午後の三宮には15万人の計35万人が詰めかけ、「思っている以上に人が入ってました。スーパースターになったような感じはしました」とファンの多さに圧倒された様子だった。

西武時代にも1度、パレードは経験していたが、オリックス加入1年目で優勝に貢献。「1年目で3連覇がかかる中でプレッシャーはあったけど、日本一はできなかったけど、リーグ優勝をまずすることができたのは良かった」と3連覇を喜んだ。

今年1月にキャンプ地・宮崎で行われた日本一パレードには球団の配慮で欠席した。「どういう顔をしたらいいか分からない」と当時は苦笑いだったが、大活躍で歓喜の一員となった。「気持ち良かった。すごくいろんな人が多くの人が来てくれて、一年間頑張ってよかった。声はたくさん聞こえました。『ありがとう』って言ってくれたので、よかったなと思います」とファンとともに心の底から味わった。

もちろんパレードを1度で終わらせる訳ではない。日本シリーズでは同じく関西の阪神に3勝4敗とあと1歩のところで敗れ、日本一は逃した。「リーグ優勝と日本一は全然違う景色だと思うので、来年は日本一を取りたい」。来季は自身初の日本一でファンとの歓喜の時間にする。

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