今季から新設されたセ・リーグ公式表彰「月間JERA セ・リーグAWARD」9・10月の月間大賞に選ばれた阪神佐藤輝明内野手(24)の表彰式が25日、兵庫・西宮市内の球団事務所で行われた。

選考委員として携わった球団OBの鳥谷敬氏(42=日刊スポーツ評論家)から記念のパネルが授与され、記念撮影も行われた。

同大賞は今季3・4月の村上以来、球団2人目。初受賞に佐藤輝は「大事な時に打てたのは良かったです。うれしいです!」と笑顔だった。

鳥谷氏は「大事なところで活躍できたのは非常に本人としても自信になると思いますし、来年につながる。(来季は)100本くらいホームラン打ってほしいですね」とコメント。横で聞いていた佐藤輝も「100本打つくらいのつもりで頑張っていきたいです」と意気込んだ。

球団18年ぶりの優勝がかかった9月は24試合で打率3割4分4厘、7本塁打。優勝を決めた14日巨人戦(甲子園)では、バックスクリーンへアーチを描いて勝利をたぐり寄せるなど、大一番での打撃が光った。背番号8も「(印象に残る打席は)優勝前日と優勝決まった時のホームラン。すごい球場の雰囲気とかが印象的です。来年も活躍できるように頑張っていきたい」と意気込んだ。