西武古市尊捕手(21)が悔しさを露わにした。2年目の今季、4月に支配下登録を勝ち取った。ファームでは40試合に出場し、打率3割1分9厘を記録。イースタン・リーグの優秀選手賞に輝いた。

だが、今年一番印象に残ったことを問われると「9月の試合で、僕のエラーで負けてしまった試合が一番心に残っています。レベルの高い打者がたくさんいて、思うような配球ができなかったり、思うような打ち取り方が全然できなかったので、悔しいシーズンになりました」と答えた。

9月18日のロッテ戦。延長12回、古市はボーのスライダーを捕球できず、決勝点を与えた(記録は暴投)。試合後、ベンチ裏で涙を流した。

表彰のステージで悔しさを口にすることで、来季への決意を示した。

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