日本ハムからオリックスにトレード移籍した吉田輝星投手(22)が29日、大阪市内のオリックス球団施設で入団会見に臨んだ。背番号は「23」に決定した。

金足農(秋田)を甲子園準優勝に導き、鳴り物入りでドラフト1位入団。昨季、主に中継ぎで51試合登板と台頭したが、今年は3試合登板にとどまった。契約更改の3日後に黒木優太投手(29)との電撃トレードが発表された。

「ミレニアム世代」を代表するスター候補生がパ・リーグV3チームで新しい1歩を踏み出した。

◆吉田輝星(よしだ・こうせい)2001年(平13)1月12日生まれ、秋田県出身。小3から野球を始め、金足農では1年夏からベンチ入り。3年夏に秋田大会から甲子園準決勝まで10試合連続完投勝ち。決勝では大阪桐蔭に敗れたが、金農旋風の立役者になった。18年ドラフト1位で日本ハム入団。1年目の19年6月12日広島戦で初登板勝利。今季は3試合に登板して0勝0敗、防御率9・00。プロ通算64試合で3勝9敗、防御率6・23。175センチ、83キロ。右投げ右打ち。

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