“北のジョニー”が新天地で躍動する。オリックスからトレードで日本ハムに加入した黒木優太投手(29)が29日、北海道北広島市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。

背番号は32。父方の祖父母が帯広在住で「北海道の球団に入ることに親近感を感じます。オリックスのときも“ジョニー”と呼ばれていたのでジョニーと呼んでください」とアピールした。

今季は先発や中継ぎなどさまざまな場面で登板し、12試合(先発4)で1勝5敗。体重を絞った影響で平均球速が144、8キロ前後まで落ちたこともあり、防御率は6・58と決して満足いくシーズンではなかった。来季へ「今年1年でストレートの大切さっていうのが改めて分かった。体重を戻して、オフは平均球速を2キロぐらい上げたい」とテーマを掲げた。

この日は、オリックスでバッテリーを組んでいた伏見からプレゼントされた青いネクタイを着用し登場。「また(ネクタイが)もらえるように着けて来ました(笑い)。また同じチームになれてうれしい」と喜んだ。