Happy Wedding！ 三井ゴールデン・グラブ賞の表彰式が11月30日、都内で行われ、楽天辰己涼介外野手（26）が、3年連続3度目の受賞を果たした。今年1月、11歳年上で実業家の鈴木セリーナさんと結婚し、第1子が誕生。“新郎”をテーマに受賞者でただ1人、全身真っ白のスーツで登場した。それだけにとどまらず、衝撃のパフォーマンスを2段階に仕込み、会場を盛り上げた。
意表を突きまくった。昨年の授賞式で、金色のジャケットを着用。「来年は上下金で」と宣言していたが、「金で来ますって言って本当に金で来たら、おもんないじゃないですか」と上下白で。壇上で司会者からスーツについて問われると「このような素晴らしい式典で、今年は新郎として来ました」と話した。だが純白の“新郎コーデ”にとどまらなかった。もう1段階、突き抜けていた。「新婦の方を忘れてきてしまったんですけど。代役を連れてきてるので紹介したい」とジャケットの内ポケットをゴソゴソ。「新婦の妻です」と着せ替え人形「リカちゃん」の双子の妹「ミキちゃん」が登場。人形の名前は「セリちゃんです」と真顔で話した。
まさかの“結婚式”だった。セリーナさんと実際の挙式の予定はないという。「あれで僕の結婚式は終わりです。100点満点です」と胸を張った。式後にはセリーナさんも「100点だね」と笑顔が弾けた。グラウンドから場所を移しても存在感は抜群。夫婦の門出を華麗に演出し、会場をさっそうと後にした。【黒須亮】
