広島野村祐輔投手(34)が広島市内で契約交渉に臨み、1050万円減の4450万円で更改した。

今季は6月下旬に1軍に昇格し、7月6日の阪神戦(マツダスタジアム)でプロ1年目の12年から12年連続となる勝利を挙げた。だが8月に出場選手登録を抹消され、シーズン最終盤の優勝争いやポストシーズンには参戦できず。「6試合しか投げることができなかったですし、1年間、1軍にいられなかったので」と3年連続ダウンとなる更改を受け止めた。

ただ1・16の防御率が物語るように、登板した6戦では試合をしっかり作る野村らしい投球を見せており「試合を壊すことなく投げられたと思っているので、来季は春からローテの中で入れるように今から準備して頑張っていきたい」と24年は巻き返す。35歳を迎える来季は「まずは開幕から1軍で出られるように、そこを目指してやっていきたいなと思う」と語った。(金額は推定)

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