3年連続でゴールデングラブ賞を受賞した楽天辰己涼介外野手(26)が、自身の登場曲「Flavor」を歌う男女7人組ダンス&ボーカルグループ「GENIC」と初の対面を果たした。メンバーは西本茉生(25)、増子敦貴(23)、西沢呈(20)、雨宮翔(22)、金谷鞠杏(21)、小池竜暉(23)、宇井優良梨(18)の7人で、来年3~4月には東京、大阪など5都市でのライブを控える。初“結成”された「辰己×GENIC」で、互いにエールを送り合った。【取材・構成=黒須亮】

-お互い初対面ですが、印象や会ってみた感想は

辰己 いつもYouTubeで見ていて、キラキラしていて。若い子のオーラを僕にも与えてくださって、なんか若返ったような気がします。

金谷 まさかお会い出来るとは思っていなかったので、スケジュールの共有カレンダーを見て、「会えるんだ! 」と本当にうれしかったです。

宇井 関西弁がすごく面白くて、ユーモアあふれる方で、とても親近感が湧きました。

-辰己選手の今季登場曲はGENICの「Flavor」。きっかけは

辰己 初めて聴いて「いいなあ」と思って。ミュージックビデオを見たときに皆さん華があって、新しく時代を作っていくアーティストさんってこういうオーラを放つんやろなと。「これやな!」という感じで、ほれてもうて。

-それからグループの存在を知った

辰己 そうですね。まだこれから多くの人に知ってもらえるような方々やと思いますので、一緒に成長していけたらなと。

-GENICの皆さんにとって「Flavor」への思いは

西沢 僕たちの中でも勝負曲で、これでGENICが、いろんなお客さんだったりとか、GENICを知らない方、そして社内でも可能性があると思ってもらえなかったら、僕たちは終わりだと思っていたので、僕たちの覚悟を示した楽曲です。

-結成までに激しいオーディション。勝ち抜くために意識したことは

雨宮 ダンスが好きだったので、人一倍ダンスは踊ろうと思っていた記憶があります。ダンスで突き抜けてやろうという思いは持っていましたね。

-プロ野球でも一芸で突き抜けてる選手はいる

辰己 皆さんは野球のドラフト会議のような形で指名された7人やと思うので、そこは似ているのかなと思いますね。

-メンバーはモデルや俳優など個人でも活躍している

辰己 本当にすごいと思います。1人1人が独立していて。僕は協調性がないタイプなので…。グループ活動って本当に大変やと思うんです。

-皆さんはグループ活動としての難しさは感じるか

西本 難しいというよりは、だからグループなんだろうなと思います。それぞれ思うことはあるし、やりたいことも違うし、それがGENICという1つの箱にみんながいて、メンバーがどこを見ていても、全然良いと思っています。

-増子さんは仙台で放送されている番組に出演

増子 東日本大震災があって、復興がすごく進んでいるけど悲しみも残ってて。そんな人たちに元気を与えられるように、もっともっと東北に広めて、東北でも大きな会場でライブをやりたいなと思っています。

-もし楽天モバイルパークでライブをすれば辰己選手も出演する

辰己 楽しみが増えました。ただでさえ応援しているのが、もっとのめりこんでしまうというか。来年もGENICさんの楽曲を使うので、楽天モバイルパークにライブでぜひ来て欲しいなと思います。ライブの時には駆けつけるので!

-最後に辰己選手へ一言

小池 野球人口って本当にすごい数がいる中で、ここまで上り詰められて活躍されているって本当にすごいことだと思うので、ジャンルは違えど、辰己選手と同じように頑張っていきます!

 

◆GENIC 19年11月1日に結成された男女7人組ダンス&ボーカルグループ。20年5月27日にメジャーデビュー。ダンス&ボーカルグループ育成プロジェクトa-genic PROJECT(エイジェニック・プロジェクト)を経て選ばれた。楽曲の作詞、作曲などはメンバー自身が完全プロデュースしている。各個人が役者やモデル、クリエーターを行うなどソロ活動も活発で、活躍の場を広げている。