大台突破 広島坂倉将吾捕手(25)が6日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約交渉を行い、3000万円アップの1億2500万円(金額はすべて推定)で更改した。

「1年間捕手として、チームもAクラスになり、勝ち越したということで評価してもらえました」

本職の捕手に専念した今季は正捕手として、120試合に出場し、打率2割6分6厘、12本塁打、44打点、OPS・757。持ち前の打力だけでなく、捕手としても広島投手陣を引っ張った。シーズンオフには侍ジャパンにも選出され、若き日本代表の扇の要を務めた。飛躍の1年に、大台の1億円突破となった。「チームの軸として、と言われましたし、1人東の方に旅立たれた方もいますし、頑張ってくれとも言われたので、今年以上に自覚を持ってやりたいと思います」。主軸を担った西川が抜ける来季は広島の主軸となることが求められる。