日本野球機構(NPB)は8日、この日実施された現役ドラフトの結果を発表した。阪神は来季大卒6年目の最速152キロ右腕、オリックス漆原大晟投手(27)を獲得した。

漆原は新潟明訓、新潟医療福祉大を経て、18年育成ドラフト1位でオリックスに入団。1年目はウエスタン・リーグで23セーブを挙げ、ファームのセーブ王のタイトルを獲得。2年目の2月に支配下選手登録され、同年8月23日の西武戦で1軍初昇格を果たし、抑えとしてプロ初登板。いきなりプロ初セーブを挙げた。

21年には初めて開幕1軍入りし、開幕守護神を任された。中継ぎも経験し、34試合に登板。2勝2敗、セーブ、4ホールド、防御率3・03をマーク。22年には不振により1軍戦の登板はなしに終わった。今季は16試合の登板にとどまり、0勝0敗、1ホールド、防御率3・00に終わっていた。

また、阪神の馬場皐輔投手(28)は巨人から指名を受けた。最速155キロ右腕として仙台大から17年ドラフト1位で阪神に入団。3年目の20年には中継ぎとして32試合に登板し、プロ初勝利を含む2勝1敗、防御率2・08でブレーク。21年には44試合に登板し、3勝0敗、10ホールドを記録。22年は1軍戦の登板数は7試合にとどまったが、今季は19試合に投げ2勝1敗、3ホールド、防御率2・45を記録していた。

【現役ドラフト】詳細まとめ