ドラ1右腕に1年後へのラブコールを送った。巨人阿部慎之助監督（44）が10日、静岡・熱海市内で中大硬式野球部OBのゴルフコンペ第2回に参加。中大の後輩でもあるドラフト1位の西舘勇陽投手（21）は在学中かつゴルフ未経験のため不参加となり「ここずっとすごいこれ（アップダウン）だからね。プレーしないでも自主トレ代わりにランニングすれば、それでいいと思う」と冗談を交えながら、来年の参加を心待ちにした。
母校の旧友や後輩たちに囲まれながらリフレッシュした。昨年、自身が発案して企画されて第1回が開催。2年連続の同コンペには中大の恩師・清水監督に加え、巨人亀井外野守備兼走塁コーチ、伊藤、会田氏、日本ハム鍵谷、五十幡、DeNA神里、西武古賀らプロ野球関係者を含む約80人が集結した。
清水監督からは巨人の監督就任を祝う記念品が贈られ、激励を受けた阿部監督は「本当にいい会だし、続けられるうちは続けたい」と恩返しを誓った。清水監督は「なんとか西舘が慎之助の力になって、今年の（阪神）森下じゃないけど、ジャイアンツの優勝に力を貸してあげられたら」と教え子同士のタッグを期待。中大魂を受け継ぐ新監督とドラ1右腕が巨人を逆襲へと導く。【小早川宗一郎】
