ソフトバンク周東佑京内野手(27)が20日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約交渉に臨み、500万円増の年俸4500万円でサインした。

今季は114試合に出場。打率2割4分1厘ながら36盗塁で自身3年ぶり2度目の盗塁王に輝いた。今春はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場し世界一に貢献。シーズン前半こそ打撃不振が続いたものの、後半戦は復調し、9、10月は26試合で打率3割3分、12盗塁を決めるなど、9、10月度の「大樹生命月間MVP」を獲得した。「(シーズンの)終わりがよかったので、来年につながると思う。ああいう形でいければ、チームは勝てるだろうと思った」と自信も深めた。

来季からは選手会長としてチームをけん引する。米シアトルにあるトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で約2週間の練習を積み、2日前に帰国したばかり。「とにかく打つしかない。打率が上がれば出塁率も上がる」。不動のリードオフマンを目指して、7年目のシーズンへ気持ちを高めた。(金額は推定)

【関連記事】ソフトバンクホークスニュース一覧