広島小園海斗内野手(23)がプロ6年目の来季に向け、走力にも磨きをかける考えを明かした。

23日は広島市の広島サンプラザホールで行われたB1リーグ広島-三河戦のハーフタイムイベントにゲスト参加。バスケットボールのスピード感を体感した。

今季は自己最多の8盗塁をマーク。「後半だけですが、走れるというのは見せつけられたと思っていますし、警戒される中で、次は走れるようにというのもあるので、しっかりそういうところも成長できるように。自分の考えもそうですし、チームで去年はしっかり走れたので、その中でやっていけたら」と語った上で、「まずは試合に出ることが大事なので、2桁(盗塁)できるように頑張りたい」と目標も設定した。

キャリアハイの盗塁成功の半面、次の塁を狙う積極性が裏目に出て、けん制で刺さされたケースもあった。「走塁のミスもありましたし、盗塁は飛び出してしまうこともあったが、いい意味でもあったので、次にしっかり切り替えてやることも大事なので。でも攻めていくことが大事。その中で焦らないというのを付け加えてやっていきたい」。焦らず、失敗をおそれず、走れる好機をうかがう。

年明けには、過去3度トリプルスリーを達成しているヤクルト山田との合同自主トレが控える。「目標とする選手が目の前にいるので、聞けることは聞いて。(合同自主トレは)3年目になりますけど、頑張っていきたい。今年は少し走ることができたので、聞けるかなと思いますし、いろいろ参考になることもあると思う」と走塁技術も身につけていく。【堀まどか】

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