阪神伊藤将司投手(27)が来季に向けて「代打撃退」を掲げた。今季は代打との対戦成績が18打数8安打で、被打率4割4分4厘はセ・リーグ規定投球回到達者の中でワーストだった。そのデータを伝えられ、「今知りました」と目を見開いた。

ただ、特別には気にしない。「(相手は)絶対にデータが入って(打席に)くる。うまく利用しながらできればいいんじゃないかな」と相手の裏をかく作戦を思い描く。勝負どころで送り込まれる代打陣を封じれば、チームの勝利に結びつく確率も自然と上がるはずだ。

今季は初めて規定投球回に到達して10勝。来季目標に15勝以上を掲げる中、「来年4年目になるので、変わった対策とかをしてくると思う。しっかり技術を上げていけたら」と決意。相手の持つデータ以上に自身の投球をアップデートさせていくつもりだ。

この日は公式ファンクラブ会員限定イベント「クリスマスプレミアムパーティー」に参加。虎党と楽しいクリスマスイブを過ごし、エネルギーを蓄えた。【村松万里子】

【関連記事】阪神ニュース一覧