西武中村剛也内野手(40)の次男、西武ジュニアの中村航大内野手(6年)が「6番一塁」でスタメン出場するも、3打席で安打はなかった。

好きな食べ物は「サツマイモです。焼き芋とか」という体重81キロの堂々たる体格で、第1打席はタイミングを崩されながらもしっかりと中飛を打った。「ボールは見えてるので、外野にもちゃんと飛ばせているので」と27日の次戦への期待を抱かせた。

スタンドで父が見つめる中、応援団からは父の応援歌も流れた。ベンチでは他の選手の応援歌に手拍子を送るなど、ムードメーカーぶりも発揮。「(父が)プロ野球選手なので、教えられる部分もありますし、その分プレッシャーもかかるので」と話しながらも、好守に堂々とプレーした。

この日はコメントしなかった父も、練習試合の時には「構え、ちょっとデスパイネっぽかったでしょ? 構えあんななのに、けっこう打つんですよね」と期待を寄せる存在だ。次男は「明日勝たないともう決勝トーナメントに絶対行けないので、とりあえず勝つと。難しい打球をさばいたり、バッティングでは活躍できるように」と声変わりする前の声で意気込んでいた。【金子真仁】

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