年末恒例の「言葉の力」をお届けします。担当記者たちの心に響いた野球人たちの声で2023年を振り返りましょう。

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▽ヤクルト村上宗隆内野手「まだまだ、もっともっと勝たせてあげたい。300勝、400勝。もっといけるように僕らも頑張りたい」(4月11日、高津監督の通算200勝に。当の監督は「次は201勝目を目指します」と言っていて、見据える先が対照的なのが印象的だった=鎌田良美)

▽ヤクルト中村悠平捕手「何とか今日は顔じゃなくて、バットに当てて点取れるようにと。必死に食らいつきました」(7月16日巨人戦で逆転3ランを放ち連日のお立ち台。前夜は「顔に当ててでも前に転がしてやる気持ちで」と勝ち越しスクイズ。正捕手が大技小技で燕党を沸かせた=鈴木正章)

▽ヤクルト塩見泰隆外野手「暗くても何も始まらないので。勝っていても負けていても同じテンションでやっていけば、自ずと結果は出てくる。僕の立ち位置的にも元気っていうか、そういう雰囲気づくりを大事にしていきたい」(7月30日DeNA戦後のお立ち台で「ハッスル、ハッスルでやってます」と言って盛り上げた元気印の本音=木下大輔)

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