阪神岩崎優投手(32)が「静岡対決」で地元の野球ファンを盛り上げる。現在12球団で静岡県出身選手は野手では中日村松、オリックス紅林らがいる。意識する選手は「いないです」としながら、同県対決については「やっぱり県内は盛り上がるんじゃないですか」と話した。今季からは静岡市を拠点とする「ハヤテ223」もウエスタン・リーグに参入。高まる野球熱に貢献する。

この日は地元である同市の草薙球場で、中学3年生への自主トレ体験会を開催。キャッチボールやノックなどで交流した。参加者はボーイズリーグやシニアリーグの県選抜選手が中心。野球エリート27人のプレーに「技術は結構高いなと思いました」と振り返った。

最後は球場内で質問会を開催。自主トレ仲間の島本や桐敷らも加わり、日本一メンバーによる豪華“青空教室”となった。締めくくりでは「3年後、プロ野球に入る人がこの中にいるかもしれない」と球児にエール。「やっぱり静岡の選手がプロ野球に入ったらうれしい。選手だけじゃなく、周りが野球で盛り上がってくれたらすごくうれしいので」。プロでの再会を心待ちに、今後も静岡の野球界を支える。【波部俊之介】

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