マエケンイズム吸収だ。前日22日に沖縄県内でのタイガース前田健太投手(35)らとの合同トレを打ち上げた広島森下暢仁投手(26)が23日、マツダスタジアムでの合同自主トレに合流した。

練習開始とともに行った入念なウオーミングアップに、マエケンイズムが込められていた。「同じことを継続して、体のおかしい部分に気付いたりできると言っていた。動かしていく部分をひとつひとつ分かっていけたら。体にとって必要なことをやっているなと感じたので、自主トレでやってきたことを継続してやっていきたい」。キャッチボール前に約20種類のストレッチや強化を行うことで、自身の体の変化を感じ取ることができるという。

広島の新旧18番のコラボは約2週間。「変化球の持ち方もそうですし、バッターに対してどう投げているのかだったり」と技術面や精神面でも学びがあり、新18番の森下にとって収穫の多い時間となった。心技体で得たものを5年目のシーズンにつなげる。

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