ライアンは来そうで来ない。ヤクルト小川泰弘投手が、沖縄・浦添キャンプ第1クール最終日の4日、ブルペンで「GAP投法」を披露した。去年に比べ、投球動作に入ってから、体重移動の時間が体内時計で長くなった。「バッターのギャップを生めれば」とオフから取り組む。「待ちすぎても力が入りづらいし、そこの入れるタイミングというか、一番いいところを探して、力が抜けた上でいい球が行くというところを見つけられれば」と完成へ近づける。

打者を幻惑する。「出どころが見づらいというか、結果そうなればいいなと思います」。スピードでも惑わす。「140そこそこのボールを速く見せたいので」と80キロ台のチェンジアップなどと混ぜる。「小さい力でいい球投げられるというのは大事」。目指すべきは開幕投手。「当然そこは狙ってやっていきたい」。24年のスタートには来そうで来る。

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