鬼の居ぬ間にアピールだ。阪神ノイジーが右前腕の痛みを訴え、11日、12日の紅白戦を欠場見込みになった。白熱する外野争いで、若手にとってはアピールの大チャンスとなる。

特打で137スイング、27本塁打と球場を沸かせた井上広大外野手は「近本さん以外は固定されていない。誰にも負けないという気持ちで試合に臨みたい。でも結果に一喜一憂するのではなく、打席の過程や、1球1球来るボールに対してどう体で感じるか、ゲームでどうなるかが大事」と静かに闘志を燃やした。

キャンプで快打連発中の野口や前川も好調をキープしている。昨季台頭した森下も安泰ではない。岡田監督は紅白戦に向けて「久しぶりの生きた球。若い選手は1本のヒットで自信になると思うけど、結果が悪くても気にすることはない。今の自分の力を見せてくれたらいい」と語った。

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