阪神今キャンプ2度目の紅白戦は7回制で行われ、2-2の引き分けに終わった。

初回からいきなり約1万人の観客席が沸いた。佐藤輝明内野手(24)が豪快な先頭打者弾だ。白組の1番打者として打席に入り、秋山から右翼席に新設された“アレネット”を越えていくド派手な1発。2打席目にも左前打を放ち、実戦2試合で4打数4安打の10割と早くも全開だ。

発熱のため2日間休養した梅野隆太郎捕手(32)も復帰初戦で「梅ちゃんバズーカ」を披露。3回、島田が仕掛けた二盗を正確な投球で刺した。4回には遊撃内野安打も放ち、元気なところを見せた。

新人もアピールした。中でも育成ドラフト2位の福島圭音(けいん)外野手(22=白鴎大)は打って走って猛アピール。バットでは6回2死一、三塁で右前同点適時打。11日の試合でも適時打を放っており。連日の大活躍。さらに9回無死一塁、特別ルールで代走で出場すると二盗に成功。見守る岡田監督らに強烈な印象を残した。

ドラフト5位石黒佑弥投手(22=JR西日本)は小野寺に適時二塁打を浴びるなど1回1回2安打1失点、同6位津田淳哉投手(22)は福島に適時打を浴び、1回2安打1四球1失点、育成1位の松原快投手(24=日本海L・富山)は1回無安打無失点で、それぞれの「プロ初実戦」を終えた。

【阪神紅白戦】佐藤輝が先頭打者弾!梅野隆太郎捕手が初出場でバズーカ!/詳細