楽天田中将大投手(35)が15日、ワインドアップでキャッチボールを行った。

昨季までのノーワインドアップと異なり、大きく振りかぶってから投げた。ヤンキース時代の20年にワインドアップを試したことはあったが、今季は若手時代以来となる15年ぶりのワインドアップにするつもりだ。理由は「気持ち良く投げるため」。

手応えを問われると「まだまだ、これからです。投げていかないといけません」。今の球界ではワインドアップの投手は少数派だ。「目立つかもしれないですね」と、いたっずらぽく笑った。

練習の合間には懐かしい声を聞いた。パドレスに移籍した松井裕と電話で会話する場面も。つながった電話を渡され、笑顔で会話した。「聞かれたことに対して、自分が知っていることはこれまで言ってますけど、(同じチームに)ダルさんがいる。大きいですよね」とおもんぱかっていた。