広島の沖縄2次キャンプ第2クール初日は、森下や床田ら主戦がシート打撃に登板。開幕投手が決まっている九里もフリー打撃に登板した。また沖縄で別メニュー調整を続けていたドラフト1位の常広羽也斗投手(22=青学大)はキャッチボールを再開。左肩違和感で18日の阪神との練習試合を欠場したマット・レイノルズ内野手(33=レッズ3A)も別メニューながら練習を再開した。新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。

 

-打者を相手に期待する投手(九里、ハッチ、床田、森下、矢崎、島内、栗林)が登板

新井監督 順調ですね。何も問題ないです、全員。

-九里投手は真っすぐのみ、床田投手はチェンジアップ、カットボールを多投とテーマを持って登板

新井監督 今日、投げた投手はアピールとではなく、調整段階で投げている。全員、順調にきているなと感じました。

-シート打撃では田中選手が2安打

新井監督 元気だね。昨年よりさらに状態がいいなと見えますね。頼もしいですね。順調にいっていると思いますよ、広輔もね。

-新外国人のハッチ投手は走者を置いた投球も

新井監督 クイックをいろいろ練習したり、いろいろなことを想定しながら練習しているので順調じゃないですか。

-新外国人野手のシャイナー選手は実戦打席を重ねている

新井監督 内容がすごくいいと思います。今日もフライアウトが多いじゃないですか。彼に“どんどんフライを打ってくれ”と言っている。内容も、間もいいと思います。

-“フライを打ってくれ”の意図は

新井監督 こちらが期待するのは、長打。本人も真面目なので会話の中で“上げてしまった”とか気にしているのを感じたので“全然フライ、打っていいよ”と言いました。

-明日の先発はアドゥワ投手。昨季は中継ぎ

新井監督 彼には先発をやってもらおうと思う。最終的に編成上どうなるかは分からないけど、先発にまた挑戦しようということで(今キャンプは)始まっている。

-常広投手がキャッチボールを再開

もちろん。

新井監督 開幕までに(間に合わせる)とかは全然考えていない。段階を追ってじっくりとこちらは考えている。

-開幕に合わせていない

新井監督 開幕というのは言っていない。卒業試験で練習が思うようにできていないところから始まった。焦る必要はなく、じっくり体をつくっていくことから。1軍に呼んだのは、初めての環境で1軍に慣れさせたいというのがあったから。1軍の環境、雰囲気に慣れさせたい。ファームじゃなく、1軍に上げて沖縄に連れてきたので、当初のプラン通り。

-レイノルズについては

新井監督 ちょっと炎症の所見が見られる。三角筋のつけ根のところかな。程度としては軽いもの。焦ってやる必要はない。このクールは2勤なので昨日の休みと今日、明日と4日間休める。無理することないよと(伝えている)。

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