阪神梅野隆太郎捕手(32)が22日、右肩痛を訴え、沖縄・宜野座キャンプの練習を途中で切り上げた。

その後、沖縄県内の病院で検査を受けた。23日にチームドクターの診察も受け、今後の方針を決める。岡田監督は「この(右肩)後ろかな。なんか投げた時に言うとったわ。投内(連係)の投げてる時になあ」と渋い表情。シートノックの際には捕球だけを行い、送球はしなかった。昨季も一時期、右肩に痛みを抱えながらプレーしていた。今季も坂本とともに守りの要となる存在だけに、キャンプ終盤の不安要素は心配だ。

昨春のキャンプでは一時別メニュー調整し、2月26日に右肘に違和感を覚えた。この時は幸いにも軽傷で、3月5日のオリックスとのオープン戦で実戦に復帰。開幕戦でも先発マスクをかぶった。指揮官は当時を思い出しながら「いつもキャンプで1回やるよなあ。去年もやったんよな」と話した。負傷の程度については「どうやろうなあ。まだちょっと分からへん」と話すにとどめた。

阪神の捕手では3年目の中川が8日に右下肢を痛め、2軍に合流。「キャッチャーばかりやぞ、ケガすんの」と岡田監督もぼやいた。梅野の早期復帰を願うばかりだ。

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