広島大瀬良大地投手(32)が26日、沖縄の春季キャンプで、昨年10月の右肘クリーニング手術後初めてシート打撃に登板した。堂林からフォークで空振り三振を奪うなど打者4人に対し、無安打2三振。「ブルペンから対打者に移行して、まずは無事にマウンドを降りることができてよかった。フォークは投げなくてもいいかなと思ったが、勝負できる体と状況があったので、プラスアルファで投げて、今日やりたいことは十二分にできてよかった」と納得の表情を見せた。

調整は順調で今後は実戦登板を重ねて、開幕ローテーション入りを目指す。「明日の体の反応を見てですけど、問題なければ、ローテーションに入って戦っていける準備をしていきたい」と意気込む。新井監督は「当初のプラン通りに順調にきているので、いい感じだと思います」と目を細めた。

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