地元の子どもたちに勝利を届ける。岡山県倉敷市出身の楽天太田光捕手（27）は29日、3月1日から同市のマスカットスタジアムで行われる広島との3連戦に、自身が小中学校の時に所属していたチームの子どもたちやその保護者ら約100人を自費招待することを明かした。
マスカットスタジアムは自身も子どものころにプレーした思い出深い球場だ。「特別な、すごいきれいな場所というイメージ。（高校時代は）すごい緊張していた思い出があります」。同球場に行くのは1年目の交流戦や秋季キャンプ以来。「楽しみですね」と語る一方で、「いつもと違う緊張感がある。知っている人に見られるのはすごい緊張しますね」と複雑な心境だ。子どもたちは2日の試合に招待。太田は「勝つところを見せてあげたい。頑張りたいです」と意気込んだ。
1日の試合は、2月28日に開幕投手が決まった早川隆久投手（25）とバッテリーを組む。太田は「1年目、（早川が）一番勝っていた時は僕と組んでいたので、そのイメージがある。横から見ていて、早川自身も相当成長しているなと感じているので、2人でいい形にしていければ」。開幕投手とともに、地元岡山の3連戦を勝利でスタートする。
