健在アピール。広島秋山翔吾外野手(35)が1軍合流即先発で1安打1得点1盗塁をマークした。

「5番・中堅」で出場した4回の第2打席。浮いたスライダーをとらえてライナーで二遊間を破った。「シーズン中なら勝てばそこに貢献できて良かったなというコメントになるけど、今は自分の調整になる。若い選手が頑張っているのを間近で見るのと、情報で見るのとでは違うので、いい刺激をもらって試合ができて良かった」。2死後には、坂倉の3球に好スタート。ワンバウンドした球を捕手がはじく間に二塁を陥れて盗塁を成功させた。

 

昨オフの右膝手術の影響で2軍スタートとなった今春キャンプでは、若手外野陣が1軍でアピールを続けていた。2月29日の1軍合流時には「同じグラウンドに立ったときには結果だったり、姿勢だったりを示せるように」と語っていた。今季現役14年目を迎える経験者が結果で存在感を示した。新井監督も1軍合流初出場のプレー内容に「さすがのパフォーマンスだったと思います」とたたえた。

【関連記事】広島ニュース一覧