阪神伊藤将司投手(27)が、制球に苦しみながらも4回2失点にまとめた。前回2月23日の巨人戦(那覇)で3回7失点と打ち込まれてから中11日。6安打を浴びながらも粘り、予定イニングを消化した。

2回は味方の失策からピンチを作ると、8番石原に適時打を浴びた。3回には茂木に右前適時打を許した。制球自慢の男が3四死球と安定しなかったが、大きく崩れることはなかった。

トレードマークの半袖姿はなく、アンダーシャツは七分袖だった。開幕ローテーション入りが有力な左腕が、気温10度前後の甲子園で調整を進めた。

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