広島益田武尚投手(25)が、中継ぎでプロ2年目のスタートを切ることが決まった。先発か中継ぎかで起用法が注目されてきたが、新井貴浩監督(47)が6日のマツダスタジアムでの練習中に「先発とブルペン両にらみで調整してきたけど、ブルペンで行くぞというのを伝えた」と明かした。

理由について、新井監督は「(先発調整をしてきた)彼がブルペンに入ることによって、先発が早めに降板する形になったらロング(救援)もできるし、同点の場面ももちろんだし、1点ビハインドでもね。あと中継ぎの負担軽減。そういうポジションからまずやっていってもらって、そこで勝ちゲームとか、そこは彼がつかんでいく」と説明し、いずれは勝利の方程式に加わることも期待。直球の強さ、縦の変化球、制球力といった特性を生かす意味でも、中継ぎからのスタートでチームの勝利に貢献していく投手編成を選択した。本人も「頑張ります」と快諾したという。24年のカープのブルペンに、新戦力が加わる。

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