広島大瀬良大地投手(32)が7日、マツダスタジアムで主力相手にシート打撃を行った。秋山や田中、新外国人2選手ら9人を相手に、2安打に抑え、

1三振を奪った。「(シーズン中は得意球の)カット頼みになってしまうところがあるので、カーブなりフォーク、ツーシームをいろんなカウントで使うことができれば幅も広がると思う。今日はそこにチャレンジしました」。レイノルズを追い込んでからカーブで引っかけさせ、遊ゴロとするなどシーズンとは違う組み立てを試した。

昨年10月末の右肘クリーニング手術の回復具合を確認する段階はすでにクリア。2度目のシート打撃登板を終え、次回はオープン戦での登板を予定する。3試合ほど登板を重ね、シーズンに入っていく。新井監督もひと安心した様子で「ここまで当初のプラン通りにきてる。実戦で投げてイニングを伸ばしていって、問題がなければそのままいくぞ! という形です」と期待を口にした。

【関連記事】広島ニュース一覧