ソフトバンク板東湧梧投手が強い覚悟で8日のロッテ戦(ZOZOマリン)でオープン戦初先発する。「敗者からはい上がるイメージ。自分の野球人生をかけて1日1日をやるしかない」と言葉に力を込めた。

春季キャンプ中は不調で開幕ローテーション争いに出遅れるも、前回登板の2日DeNA戦で好投。4番手でマウンドに上がり、2回を無安打無失点に抑えた。右肩上がりに調子も上がっており「やっと出力は上がってきたなって感じはする。ゲームの中でどう出せるか」。今回は2イニングを予定。登板前日のこの日はペイペイドーム内の室内練習場で軽めの調整で汗を流した。

開幕投手に内定している有原、和田を除いて開幕ローテは残り4枠。板東は「何も失うものはない。まずは自分の球をしっかり腕を振って、攻めるしかない」と決意をにじませ、開幕ローテ入りへ巻き返しを図る。

【関連記事】ソフトバンクニュース一覧>>