完全復活の兆し! DeNAタイラー・オースティン外野手(32)が、1年7カ月ぶりの豪快アーチをかけた。「2番DH」で先発。2点を追う3回無死一塁、3ボールから日本ハム北山の高く浮いた150キロ直球を逃さずに捉えた。左中間席まで運ぶ同点2ラン。悠々とダイヤモンドを1周した。

オースティンは「スリーボールでしたが、ゾーン内にきたボールは振っていこうと決めていました。少し差し込まれましたが、しっかり押し込むことができました」と笑顔を見せた。

これでオープン戦は2試合連続安打。実戦でのホームランは22年8月30日の中日戦(横浜)以来、1年7カ月ぶりとなった。21年は打率3割3厘、28本塁打と主軸として活躍したが、22年は度重なる負傷で出場は38試合のみの出場にとどまった。昨季は右肘手術の影響で開幕から出遅れ、さらに交流戦で肩を痛めて9月に帰国した影響もあり、22試合の出場にとどまっていた。

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