広島森下暢仁投手(26)が15日、翌16日DeNA戦に向けてマツダスタジアムで調整した。

侍ジャパンの一員として6日欧州代表と強化試合に登板して以来。1イニングのみの登板から中9日での実戦となる。「しっかり長いイニング投げると思うので、1イニング1イニング大事に投げていきたい」。1日楽天戦以来、2度目のオープン戦登板はシーズンを据えた本番モードで臨む。

森下は開幕2戦目の先発が見込まれており、DeNAとは2週間後にシーズン初登板で対戦することとなる。握りを変えたチェンジアップや改良したスライダーなど手の内を隠すこともできるが、あくまでも調整を重視する。「試せることは試さないといけない。バッターを見て、しっかり投げるところは投げていきたい。久しぶりにバッターに投げるが、いい選手が並んでいるのでしっかり勝負していきたい」。昨季は防御率2・77に抑えた。今年も開幕前から嫌なイメージを植え付けたいところだ。

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