広島森下暢仁投手(26)が開幕カードのDeNA戦に先発し、3回2安打無失点に抑えた。当初は5回前後を予定も、2週間後の開幕2戦目に先発予定のため、スタメン打者が一巡した3回で降板となった。「3イニングしっかり投げられたので、あとは開幕に向けていい準備をして行きたい」。降板後は室内練習場で30球程度投げ、23日ソフトバンク戦でシーズンへ向けた総仕上げを行う。

 

侍ジャパンで1イニングを抑えた6日の欧州代表との強化試合以来の登板だった。宮崎や牧、オースティンが先発から外れ、度会や石上といった新戦力が名を連ねたDeNA打線。1回と3回に走者を背負ったが、後続を断って進塁を許さなかった。「(新戦力は)いいバッターだなという印象。今後対戦するので、(度会には)ヒットは打たれましたけど、抑えないといけないバッターだなと感じました」。オープン戦2度目の登板も無四球無失点。新戦力の情報も収集でき、収穫ある調整登板となった。

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