日本ハムは21日、伊藤大海投手(26)が今季もエスコンフィールドで行われる主催試合で子どもたちを招待する「大海シート」を設置すると発表した。

伊藤は球団を通じて「さまざまな理由でサポートを必要とする子どもたちや、大海原へ出るように将来の大きな夢に向かってチャレンジする方たちに、野球というスポーツが夢や希望を持つきっかけになり、プロのプレーがもたらす感動や興奮がこの先の成長、自立につながってくれたらと思い、試合招待を企画しました。大海シートに座って応援してくれる皆さんの声援を力に変えて、2024年シーズンも全力でプレーしていきます」とコメントした。

伊藤による同シートの設置は22年にスタートし、今年で3年目。生まれ育った北海道でプロ野球選手としてプレーできることへの感謝と、北海道の子どもたちがファイターズの試合を通じて夢にチャレンジしたいという気持ちを抱くことを願い、その思いを後押しすることを目的に伊藤自らの発案で各試合8人をエスコンフィールドに招待する社会貢献活動。北海道内の児童養護施設に入所している子どもたちや、こども食堂北海道ネットワークに入会して活動している団体と子どもたちを対象とする。

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