ソフトバンクの開幕投手に決定している有原航平投手(31)が、オープン戦最終登板で頼もしい「0封デモ」を見せた。5回59球を投げ、1安打5三振、無失点。「いろんなボールも使えましたし、真っすぐでファウルも取れていた。いい調整ができました」と納得顔で本番前最後の登板を終えた。

前回登板の15日西武戦では、首脳陣に「体が重い」と訴えて途中降板。メドは90球だったが、予定の約半分の50球で降板していた。さらに3試合連続の複数失点(2軍戦含む)と不安要素が残っていたが「今日は全然問題なかったので大丈夫です。狙ったところで三振も取れましたし、思ったように球種も投げられた。今日みたいな投球をシーズンでもやっていけたら」と周囲を安心させた。

3月29日の開幕戦はパ・リーグ3連覇中の敵地オリックス戦。有原が準備万端で移籍後初の大役へ向かう。

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