前日23日に35打席ぶりの安打を含む2安打を放った阪神中野拓夢内野手(27)が、2日連続でマルチ安打を記録した。

1-1で迎えた3回、先頭で打席に立ち、オリックス先発田嶋の2球目だ。141キロ直球をはじき返すと、打球は一塁手のグラブをはじいて強襲安打となった。

5回の第3打席では1死一塁からエスピノーザの5球目。カウント2-2から138キロ内角の変化球をとらえ、右翼線へ勝ち越し二塁打を決めた。塁上では敬礼ポーズも見せた。

中野は23日オリックス戦の初回、追い込まれながらもカスティーヨの150キロ直球を左前にライナーで落とし、35打席ぶりの安打を決めていた。同日の第3打席には左前打を放ちマルチ安打。試合後には「ヒットは出ていなかったけど感覚は良くなっていた。ヒットにこだわりすぎると小さくなって当てにいってしまう。まずは自分のスイングをしようと思っていた」と振り返り、岡田彰布監督(66)も「そらもう出るよ。そんな出んことはないから。前飛んだらどっか落ちるよ」と一安心していた。

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