阪神岡田彰布監督(66)が26日、兵庫・西宮市の広田神社での恒例の必勝祈願を行った。その後、甲子園室内に移動し、1軍全体練習で調整。3日後に迫った開幕戦へ向け、思いを語った。岡田監督の一問一答は以下の通り。

 ◇   ◇   ◇

-門別はリリーフ

「門別は入れるよ。まああの2人(石井、島本)はあんま調子良くないからな。あいつら、人数的にちょっと外さなあかんからな。悪い方外していって、練習の中でピッチングでもさして調子上げさせて。石井はちょっと休ませ言うたんよ。投げすぎやって、な。あいつキャンプ皆勤やで。休みの日あるけど、練習日は全部ピッチングして。投げすぎちゃうか言うて。球数とかちょっと。まあ不安で投げてるんじゃない感じやからな。調子上がらんと投げてるんじゃなしに、なあ。悪かったら、そら投げられへんで、毎日。結局な。投げられるいうことは自分の感覚がええいうことやからな。それであんまり投げすぎて疲労がたまって、なかなか抜けへんでそのままずっときてるような感じやからな。安藤にも、あいつに休ませ言うて、肩をな。他のことやらなあかんけど肩はちょっと休ませ言うて」

-門別は本来先発だが、調子を崩してるピッチャーがいるから

「そうそうそうそう。まあ何があるか分からんからな。なんかあったらそらいつでも行ける態勢でこっちおいとかんとな、去年の村上もそやったけど」

-場合によってはロングリリーフも

「もう十分、十分、それは。だからあのへんな、石井と島本がな、あんまり調子が上がらんから、ちょうどブルペン入れるにはええかなと思うけどな。巨人は左多いし、どっちみちな。左はいるからな」

-門別にも連投してもらうか

「いやそこまでは、そんなん開幕から、そんなん連投させへんよ、開幕から。させへんわ、そこまで無理させへんよ。そら他に左ピッチャーおるんやから」

-短いイニングでも力を発揮できる

「そやな、あまりにもランナーためてのあれはな、イニングの頭からやったらな、使えると思うからな。そういう経験がまだそんなないからな。まあ、イニングの頭からな、1イニング、2イニングやったらいけると思うからな」

-最初は自信をつけさせた方がいい

「まあ、そらお前、ほとんど初めてやねんから、1軍。去年もそら優勝決まった後での登板やからな。ある程度余裕、余裕じゃないけど、気持ち的にも全然違うよ、開幕から投げんのとは」

-コントロールが崩れることがない。試合途中からでも入っていきやすい

「うん、まあ、こないだもちょっと四球出しとったけどな、まああれはちょっと狙いすぎやな、やっぱりな、おーん。もうちょっと大胆にいってもええからな、まあ先発の時はもうちょっと大胆にいけるけど、なあ、ちょっと短いイニングになると、ちょっと慎重になるんやろな、やっぱりな。こないだもちょっとそんな感じやな。あと2イニングいく言うた時な、6、7か。あの時もちょっと慎重になっとんな。そのへんは経験やろな。まあ、いろんなことをな、いろんな場面で投げさして経験積めばええんやから。まだまだ、これからお前、どんなけ投げなあかんねんいうピッチャーやから」

-去年の桐敷みたいにスペードのエースに

「いやいや、そらお前、桐敷は中に入れてのあれやから、そら門別は先発よ。門別は先発や、そら。中にいれるのはもったいないわ」

-門別は1軍にいて次先発するとなった時のために空気感味わうのも大切

「それも大事やからな。だからもう、開幕からベンチに入れる言うてんねん。雰囲気もあるしな。優勝決まった後のな、ちょっとのんびりした雰囲気とな、今回はそら、ゼロからのスタートやから、そら全然違う、雰囲気もな」

-経験になる

「そら経験になるなる。そうしてベンチに入れたらな、セレモニーにな、並んで、そういうな、雰囲気を味わえるんやからな。入れてなかったら外から見てるだけやから。そういう意味ではな、徐々に。まだ2年目やで、考えたら。そういうのは徐々に味わわせたらいい。でもいずれは、中心で投げなあかんピッチャーやからな」

-門別中継ぎは石井、島本が状態上げるまでか

「いやいや、そういうわけじゃない。それは他のピッチャーとの兼ね合いもあるから、先発陣の。(シーズン通して)中継ぎで使うんちゃうんやから、先発陣のそれは調子やわ」

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