プロ初出場初スタメンの日本ハム水谷瞬外野手(23)が、古巣ソフトバンク戦でプロ初安打初打点を放った。

「6番左翼」でスタメン出場。第1打席でソフトバンク大関に空振り三振を喫するも、1点をリードされた3回、1死満塁の大チャンスで再び打席が回ってきた。

初球、タイミングを外す129キロチェンジアップを果敢にスイング。バットの先で拾った打球は三塁手・栗原のグラブを越える同点打となった。

一塁ベース上で水谷は両手を上げてガッツポーズをした後、笑顔で頭を抱えていた。うれしい一打に「試合前は意識していませんでしたが、九州で初安打を打つことができて、とてもうれしいです」と喜びをかみしめた。

記念球は三塁側ベンチへ投げ返され、新庄監督が受け取り、ボールを持った右手を高く上げ、スタンドの観客へ披露していた。

水谷は昨年12月の現役ドラフトでソフトバンクから移籍。右のパワーヒッターとして、イースタン・リーグで打率2割8分4厘、4本塁打と結果を残して9日に昇格した。

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