やっと出た。日本ハム清宮幸太郎内野手(25)がオリックス戦(京セラドーム大阪)の5回に10号ソロを放った。8月6日に王手をかけてから26試合、101打席ぶりに飛び出した待望のアーチで、ついに4年連続2桁本塁打に到達した。試合前には新庄監督から6日の走塁ミスについて直接指導も受けた背番号21。チームは今季5度目の3連敗となったが、残り18試合は逆転Vへ向けて結果でチームを引っ張っていく。

   ◇   ◇   ◇

久しぶりの感触だった。清宮幸は「ホッとするのはちょっとあります」と、ひと息ついた。5回にオリックス山下の155キロ直球を捉えた。いい角度で勢いよく舞い上がった打球は、右翼フェンスを越えた。実に26試合、101打席ぶりとなる10号ソロ。「まあ、まあ…よかったです」。ようやく4年連続2桁本塁打に手が届いたが、喜びが控えめなのはチームが逆転負けで3連敗となったからだ。「今日勝てなかったのが痛い…」。主力の1人として、重い結果を受け止めた。

試合前練習では新庄監督の“信条”を直接、受け止めていた。三塁側ベンチで声をかけられた。話の中身はもちろん、6日の試合で打球判断を焦り、走塁ミスしたことについてだった。

清宮幸 (新庄監督から)「簡単な話でしょ」みたいな。「ぽんぽんぽんって(リードを伸ばしながら相手外野手が)捕れなかったらゴー、捕ったらバックでしょ」って。「すいません」って感じです。

シンプルな助言を受けた後は新庄監督から「ああいうミスがなく、姿で見せてもらわないと」と、あらためて期待する気持ちを伝えられた。

清宮幸 たぶん、ボス(新庄監督)的には、そのリクエスト(をするしない)うんぬんとかっていうより、そういうところをみんなに見せてほしいっていう。ボスの信条というか、そういうところがあったんじゃないかなって思います。

悔やんでも結果は変わらない。ならば、残る18試合を悔いなく戦うしかない。その姿を背番号21が示してチームを引っ張る先に、逆転Vというゴールが待っているはずだ。【木下大輔】

【関連記事】日本ハムニュース一覧